トランクひとつで転がり込んだわたしのシェアハウスのこと
わたしの部屋。わたしは現在シェアハウスに住んでいます。
といってもあの「テラスハウス」みたいなもののイメージとは随分違います。トロントでは学生のみならず若い社会人まで、幅広くシェアハウスに住んでいます。もちろん家賃のセーブにもなるし、家具・家電や生活に必要な物が予め用意してあるので生活を始めやすいというのが利点。
あくまで生活していくための「利」を取っているので、まあ、シェアハウスにもよるだろうけど必要以上のコミュニケーションはしないとか、安全性を重視して女子しか住ませないとかが現実です。なのでテラハみたいなのはやっぱりあんまりないんじゃないかと思います。(見たこと無いんだけどね、あの番組)
わたしはトロントの郊外にある小さな家で一人のルームメイトと住んでいます。
彼女に申し訳ない気持ちがあるので写真を掲載することはやめておくことにしました。画像はグーグルで適当に画像検索したものなんですが、わたしのお部屋も壁がピンク色2面と紫色2面でかわいい。大体、壁のクロスの色は白とばかり思って生きてきたし、ポップな壁の色の部屋に住めたのは本当に嬉しい。
元々備え付けてあったのは
・イケアの白いシングルベッド。下に引き出しの収納2つ付き。
・勉強机
・白い、いわゆるカラーボックスっぽいオープン棚。オーガナイザー付き。
・壁に姿見あり
という内訳。広さは日本で言う6畳間くらい?クローゼットもあります。
この部屋にわたしは四季分の服と、バッグと、化粧品と、教材やその他細々としたものを持ち込んで生活しています。
帰国を前提としているので、なるべくモノを増やさないようにしているし、ダメになった服は掃除に使ったりしてます。そもそも、トロントに来る前に日本で壮大な断捨離祭りを、しかも1回ではなく何回もしているので、言葉通りトランクひとつで世界を渡りました。(しかし帰りはトランクひとつがふたつになりそうだけど。。)
日本での「わたしの部屋」は実家も含めて今まで8部屋経験してます。今数えたら結構多くてびっくりしてしまった。元々はモノをたくさん持っている方だったんですが、人生のある時点で断捨離を断行し、すごく身軽になったおかげもあり、海外に飛ぶ決心ができました。荷物が少なかったから飛べたのか、飛ぼうと思った時に既に荷物が少なかったのか。因果はよくわかりませんが、もし身軽になってよかったことはを問われれば、荷物が多くて身動きがとれない、というようなことが無かったことだ、とはっきり言えます。
わたしの部屋から見える裏庭には、冬眠から目が覚めてしまった様子のリスがうろうろしています。木の高いところに登っているところを見ると、そんな運動センスがあったなんて…といつも驚きです。
次に住む部屋からはどんな驚きの光景が見られるか。今から楽しみです。